2025-11

テーマ史

私の愚痴からみる日本史2 クリスマスツリーとイルミネーション

冬の澄んだ夜空。街を包み込むイルミネーション。その下には、毎年のように多くの男女が集います。弾けんばかりの笑顔、笑顔そして笑顔。しかし、光が強ければ強いほど、その陰で佇む根暗な私の存在感は増すばかり。その光は、まるで私の心の闇を照らす踏み絵...
テーマ史

私の愚痴からみる日本史1 クリスマス

もうすぐ12月。「クリスマスなんて大嫌いだ」で始まる歌も「なんちゃって」で終わる今日この頃。老いも若きも、猫も杓子も、これから日本列島全体がクリスマスムードとなる。それでも私、クリスマスなんて大っ嫌い。理由は、青少年時代を通じて異性に全くモ...
東欧史

東欧のこれから:権威なきロシアが揺さぶるユーラシアの未来

ソ連崩壊から30余年。ウクライナ戦争を契機に、私たちが再び「東欧」や「東スラヴ世界」の運命に注目する中で、ロシアという巨大な隣人の不安定さが、地域の未来を大きく左右していることが分かります。今回は、すべての社会を構成する「権威」「権力」「民...
東欧史

東欧の現在:ソ連崩壊後の混乱とロシアの苦闘

前回は、ソビエト連邦がスターリンという絶対的な求心力の喪失と、機能的権威(市場の効率性、情報技術)の遅れによって内側から崩壊に至る過程を追いました。ソ連の瓦解は、マルクス・レーニン主義という国家イデオロギーの失敗を決定づけた出来事でした。今...